亜樹の 萩尾望都作品 感想日記

*ポー復活で舞い戻ってきたファンがゆっくり綴ります。ネタバレご了承ください

(49)「ユニコーン」再開の予告が出ました

昨年の『flowers』9月号以来、長らくお休み中だった「ポーの一族 ユニコーン」が今月末発売の5月号からついに再開されます。
現在発売中の4月号に予告が載っています。
そのイラストがとっても素敵!

 

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ユニコーンのメリーゴーランドに乗るエドガーとアラン。
何だかね、私などは見ているだけで幸せな気持ちになってきますよ。
優しい色合いからも幸福感が溢れているようで。
モノクロも素敵です。

 

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思い起こせば40年ぶりのポーシリーズ復活となった「春の夢」では特にエドガーの体格がよくて少し年上に見えたのですが(個人の感想です)、だんだん旧作の絵に近づいてきているようで嬉しいです。
アランの靴は、もう定番になりましたね。


アランはカラーもモノクロも天使のような笑顔。
でもモノクロのエドガーはバラの蔓を掻き分けて何かを探しているみたい。
エドガーが炭化したアランを40年間抱きしめ続けていたグールの丘は、古い木や蔓バラが茂っている場所だったとか。
それを思うと私にはエドガーが、丘の館の地下で自分を呼ぶ「無垢(イノセント)な」アランを求めて、蔓バラの茂みの奥深くに分け入って行くように見えてきます。


カラーのエドガーも遠い眼差しをしていて、まるで前に乗っているアランは幻で、どこかにいるはずの本物のアランに想いを馳せているような…。
先生のメッセージが込められているのかなと思ったりするのですが、もちろん私の勝手な想像なので特に意味などないのかもしれません。


アオリにも注目しましょう。
微妙に違うのですがモノクロは、


「1976年のロンドン、
バラを探しに出かけた
エドガーとアランは
怪しい人物に出会い…!?」


1976年のロンドン!?
まさか、ここへ帰ってくるとは!
1976年といえば、言わずと知れた「エディス」の年ですよね。
じゃあ次は2人がロンドンでエディスに出会う直前の話ということでしょうか。


しかも怪しい人物!
また新キャラ?
もしや新しい一族?
また一段と世界が広がりそうな予感がします。


◆◆・*・◆◆・*・◆◆


ユニコーン Vol. 1」の予告のアオリはこうでした。


「連作形式でつむがれる、新たなる『ポーの一族』の世界。」


連作形式ということは「ユニコーン」の後にも別のエピソードがいくつか描かれる予定なのでしょうね。
私はそれらをすべて含めた新シリーズ全体で、アランの再生に向かうのかなと感じています。
そこに大老ポーとダイモンを軸としたバトルや、ヴァンピール界の中でのあれこれ、更にはヴァンピールと人間との関わりが色々と絡んでくるのかな?と。


人間というのは、例えばエステルとジュリエッタ母娘や、アマティ神父をはじめとするバチカン、マリサとタバサ、クロエが殺した研究者、それにロビン・カーなどです。
もしこの想像が当たっていれば、かなり壮大な物語になることでしょう(もちろん外れるかもしれませんが)。


でもエドガーにとって一番大切なのはアランを再生させること。
そして私は絶対にアランが元のまま蘇ってくれると信じています。
でないと新シリーズが始まった意味がないですもん(思い込み?)。


この予告が出てから「ユニコーン」を読み返してみたら、Vol. 2 でアランが「魔法は消えても ぼくらは消えないけどね」って言うコマがなぜかピカーッと光って見えたんですよ。
それで「そう、アランは消えないよ! だって先生はエドガーとアランとファンを幸せにするために新作を描いてくださってるんだからねっ」と思いを強くしました。

 

◆◆・*・◆◆・*・◆◆


今後どういう展開になるか全くわかりませんが、実は Vol. 1の時から私の妹が言っている説があるので、ちょっとご披露(一部脚色)。
あ、真面目に読まなくていいですよ。


ポーの村から姿を消したクロエが一族の前に現れる。
クロエにとってエドガーは可愛さ余って憎さ百倍の相手、しかもエドガーのエナジーが喉から手が出るほど欲しい。
  ↓
クロエ「エドガー!!」と襲いかかる
  ↓
シルバー「あっ あっ あっ…(さわっちゃマズイ*汗)」
  ↓
エドガー、一瞬にしてクロエのエナジーを吸い尽くす
  ↓
クロエ、シュ―――――ッとしぼむ
  ↓
大老ポー「あーあ」
  ↓
エドガー完全復活!
  ↓
(私の補足)パワーアップしたエドガー、自力でアランを再生させる


どうでしょう、こんなのダメですか?


冗談はさておき、もうあと2週間で彼らに会えますね!
表紙の絵も楽しみです ♪


そうそう、記事(39)で私は1800年前後の話が描かれるかもしれないと書きました。
それは『flowers』の年表で「すきとおった銀の髪」の年代が変更されたことから考えたわけですが、『プレミアムエディション』の年表で再び年代が変更されたので取り消させて頂きます。
リーベルが生きていた時代のお話も読んでみたい気がしますけど。

 

◆◆・*・◆◆・*・◆◆

 

過去に書いた「ユニコーン」の予告、Vol.1、Vol. 2 の感想です。
Vol. 1 とVol. 2 はネタバレしまくっておりますが、よろしければどうぞ。

(36)ユニコーンを待ちながら - 亜樹の 萩尾望都作品 感想日記

(37)「ユニコーン Vol. 1 わたしに触れるな」 - 亜樹の 萩尾望都作品 感想日記 

(38)「ユニコーン Vol. 2 ホフマンの舟歌(バルカロール)前編」 - 亜樹の 萩尾望都作品 感想日記

(39)「ユニコーン Vol. 2 ホフマンの舟歌(バルカロール)後編」 - 亜樹の 萩尾望都作品 感想日記