亜樹の 萩尾望都作品 感想日記

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2017-08-18から1日間の記事一覧

(5)アランの気持ち

年代的に「小鳥の巣」(1959年)より後の作品は、「ランプトンは語る」(1966年)と「エディス」(1976年)だけです。「ランプトンは語る」には、「小鳥の巣」以降のアランとエドガーの関係性を示す描写はありません(ドン・マーシャルと会ったのは1950年で…

(4)エドガーの気持ち③

「はるかな国の花や小鳥」の年代設定ははっきり示されていませんが、「小鳥の巣」の中でエドガーが “あの幸福な婦人(レディ)” とエルゼリを回想していることから、「はるかな国の花や小鳥」が先、「小鳥の巣」が後の話だということがわかります。 「小鳥の…

(3)エドガーの気持ち②

「はるかな国の花や小鳥」でエドガーはエルゼリに出逢います。そして永遠の少女のようなエルゼリにメリーベルの面影を重ねる一方で、思い出の国に生きる姿を自分自身と対比させていました。 エルゼリに会うために毎日出かけて行くエドガーに、とうとうアラン…