亜樹の 萩尾望都作品 感想日記

*ポー復活で舞い戻ってきたファンがゆっくり綴ります。ネタバレご了承ください

(43)「ポーの一族」イラスト集~その他

ポーの一族」イラスト集も最後となりました。
これまでのカテゴリーに収まらなかったイラストをまとめてご紹介いたします。


特に記載のない限り出版元は小学館です。
ほとんどが古い雑誌のコピーの画像ですのでコンディションが良くないものもあります。どうぞご了承ください。
このイラスト集は旧作のレアなイラストをご紹介してファンの方にポーの世界をより楽しんで頂きたいという思いで作りました。萩尾先生ならびに小学館様より削除のご要請がありました場合は速やかに削除いたします。

 


フラワーコミックス広告


『週刊少女コミック』1974年24号

f:id:mimosaflower:20180526175210j:plain

 

ポーの一族」は1974年に小学館フラワーコミックスの第1弾として全3巻が刊行され、全国の書店で品切れが続出するほどの大ヒットとなりました。
その発売を告知するピンナップで、発売日は1巻5月20日ごろ、2巻6月20日ごろ、3巻7月20日ごろと書かれています。
右の大きな絵は「ポーの一族」第2話の合同扉ですが、左に90度傾けた状態になっています。
小さい絵は右から「ポーの一族」第1話予告カット、「メリーベルと銀のばら」第1話予告カット、「小鳥の巣」第4話予告カットです。


『週刊少女コミック』1974年 夏の増刊号

f:id:mimosaflower:20180526175211j:plain

 

全3巻発売後の広告です。
右のエドガーだけタッチが違うので2つの絵を合成しているのかもしれません。
左上のエドガーがエーリクに似ているのは「トーマの心臓」の連載中だったからでしょう。
先生は「トーマ」完結後にポーシリーズを再開した時、エドガーがエーリクに似てしまって困ったとおっしゃっていました。
この広告にもそれが表れているようです。


『週刊少女コミック』1974年41号

f:id:mimosaflower:20180526175212j:plain

 

エドガーは上の絵と同じです。
リーベルの絵と合成されているようです。


ポーの一族」第2巻

f:id:mimosaflower:20180526175213j:plain

 

私が持っている昭和50年(1975)4月10日発行の初版第5刷に載っている広告です。
ちなみに定価は320円(消費税はまだありませんでした)で、第1刷は昭和49年(1974)7月1日発行となっています。
この広告が次の版にも載っていたかどうかはわかりません。
最近発売された復刻版には載っていないそうです。

 


『週刊少女コミック』1976年13号

f:id:mimosaflower:20181004173507j:plain

 

『週刊少女コミック』1976年14号は萩尾先生の小学館漫画賞受賞記念特大号でした。
そのカラー予告で、円の中にエドガーが描かれています。
14号は短編「花と光の中」が掲載され、表紙の絵も萩尾先生(画像の少女の絵。実際の表紙も先生の彩色は顔部分のみです)。
記事(26)でご紹介しているエドガーとメリーベルのデラックスポスターが綴じ込み付録で付いていて、裏面が「追跡取材 萩尾望都の素顔初公開!!」と題された先生の紹介記事になっていました。

 


別冊少女コミック』1976年8月号
ポーの一族特別企画 少年たちは今どこに!?」

f:id:mimosaflower:20180526175215j:plain

 

5ページのポー特集の中の1ページです。
ポーの一族」のラストの印象的な1枚絵を中心に主要キャラクターがコラージュされています。
特集は先生と羽仁未央さん(当時12歳)の対談が3ページ。
他に先生が書かれたと思われる「ポーの一族」年表や、「吸血鬼とポーの一族」という解説、先生の近況などが載っていました。

 


別冊少女コミック』1976年11月号
「お帰りなさいモトセンセー」

f:id:mimosaflower:20180526175216j:plain

 

作家さん方の近況ページの1コーナーです。
この年、先生は「エディス」執筆後にヨーロッパを旅行されたので、こういうタイトルが付いています。
画像が不鮮明で申し訳ないのですが、右側がポーの3コマ漫画になっています。


旅行から太って帰ってきたら…
先生「タダイマー」
 ↓
「なんでアランを殺したの」と手紙の山……
 ↓
ごめんなさい
赤いバラ十本買ってきて おそいお通夜
先生「アレ アンタダレ?」
エドガー「ダレデショ」

 

小さく描かれたエドガーが可愛いですね。
当時、私はこれを見て「エドガーは生きているけどアランはやっぱり死んでしまったんだなあ」と諦めの心境になったのでした。
今、あの時の自分に「40年後にアランがきっと復活するよ」と教えてやりたいです。
翌月の12月号には「続・11人いる!」が掲載されたので、3コマ漫画の左はその予告を兼ねています。

 

 
『週刊少女コミック増刊フラワーデラックス』1976年8月刊


表紙

f:id:mimosaflower:20180927194224j:plain

 

増刊号の表紙です。とても美しいですね!
ポーの一族・イラスト&メルヘン大特集」で、この表紙の裏面から「ポーの一族」のイラストが続き、構想メモの画像が1ページあります。
他に「ポーの村」「グレンスミスの日記」「1ページ劇場 1971年12月10日のひとりごと」の再録、「とってもしあわせモトちゃん」と童話「泣きむしクラウン」の描き下ろしを収録。
「泣きむしクラウン」は現在、『銀の船と青い海』文庫版(2015年 河出書房新社)で読むことができます。


エドガー/発表前のエドガーとメリーベル(未発表)

f:id:mimosaflower:20180927194225j:plain

 

エドガー単独の絵は、記事(24)でご紹介している『別冊少女コミック』1973年10月号の綴じ込み付録のしおりに使われています。
しおりの絵は部分的でしたが、こうして全体を見るとエドガーの心の葛藤が表現されているのを感じます。


円の中は発表前のエドガーとメリーベル
リーベルは巻き毛ではありませんね。
構想メモでは巻き毛なので、それよりも早い段階で描かれたものなのでしょう。
エドガーの方は作品とほぼ変わらないので、先生の中で最初からはっきりしたイメージがあったのだなあと思います。


エドガー(未発表)

f:id:mimosaflower:20180927194226j:plain

 

こちらも未発表ですが、絵のタッチから第2シリーズに入って描かれたのだろうと思います。
何もかも見通したような眼差しと、かすかな微笑。
端正で気品があり少し悩ましくもあって、これこそエドガーという感じがします。

 


ストロベリーフィールズ』1976年 新書館

f:id:mimosaflower:20180526175223j:plain

f:id:mimosaflower:20180526175224j:plain

 

ストロベリーフィールズ』は丸ごと1冊萩尾先生の本で、「湖畔にて――エーリク14と半分の年の夏」が収録されているほか、イラストポエムやスケッチ、エッセイ、アルバムなど盛り沢山の内容です。
特にメインになっているのは40ページ以上に及ぶ先生と伊東杏里さんの対談で、画像は2つともその中に載っていたものです。
このイラストが描き下ろしなのか、前にどこかに発表されたものなのかは分からないのですが、小さく載っているだけなので描き下ろしではないような気がします。


対談の話題は多岐に亘っているのですが、タイムマシンの話が出た時に伊東さんが「…『ポーの一族』というのは、たとえば彼らにとって時間というものがないとすれば、彼らは時間を逆行することも可能なんだろうか。それはできないんだろうか」とおっしゃり、先生は「あら、おもしろいね。そこは考えたことがなかったです」と答えておられます。
そのアイデアが新作に取り入れられたら面白いですね。

 


ポーの一族」の旧作イラスト集はこれで最後です。
今後もし新しい画像を入手できましたら随時追加していきます。


イラスト集をまとめてご覧になりたい方は、画面トップの記事タイトルの下にある「イラスト集」というカテゴリー名をタップすると記事一覧が表示されます。
PCでご覧の方は画面右側のカテゴリー一覧からも同じように表示されます。
今すぐ記事一覧に飛びたい方はこちらからどうぞ。

イラスト集 カテゴリーの記事一覧 - 亜樹の 萩尾望都作品 感想日記

 

 

(42)「ポーの一族」イラスト集~「とってもしあわせモトちゃん」ゲスト出演

今回は「とってもしあわせモトちゃん」にエドガーとアランがゲスト出演した回をご紹介いたします。


特に記載のない限り出版元は小学館です。
ほとんどが古い雑誌のコピーの画像ですのでコンディションが良くないものもあります。どうぞご了承ください。
このイラスト集は旧作のレアなイラストをご紹介してファンの方にポーの世界をより楽しんで頂きたいという思いで作りました。萩尾先生ならびに小学館様より削除のご要請がありました場合は速やかに削除いたします。

 


「とってもしあわせモトちゃん」は1972年から1976年にかけて『週刊少女コミック』や『別冊少女コミック』などに不定期に掲載されたギャグ漫画です。
まずは主要キャラクターのご紹介から。

 

f:id:mimosaflower:20180927194227j:plain

(『週刊少女コミック』1974年2号より)


一番右の緑色のが主人公のモトちゃん。
隣でカップの縁に乗っているのがガールフレンドのレミちゃん。
左の男の子が友達のジョニーウォーカーくん。
その足元にいるのがジョニーくんの愛犬ナポレオンです。


モトちゃんとレミちゃんはカナダの森に住んでいるのですが正体は不明で、ジョニーくんはモトちゃんのことを「ベーキングパウダーをいれすぎたスポンジケーキみたいなの」と形容し、モトちゃんはレミちゃんを「ピンクのハート」と言っています。
2人とも空を飛べて人間や動物の言葉を話せます。
「とってもしあわせモトちゃん」はモトちゃん達が巻き起こすドタバタを描いた、楽しくてナンセンスでファンタジックな、どこか『クマのプーさん』や『PEANUTS』を思わせる作品です。

 


モトちゃんイギリスへ行く


ある日、ジョニー君のオモチャのグライダーを小鳥と思い込んで恋したモトちゃんは、本物のグライダーを追いかけてロンドンの近くまで飛んで行ってしまい、サンディちゃんの家に世話になります。
サンディちゃんのおばあちゃんは言います。


「わたしが子どものころは
なにも知らなかったので
いろんな夢のお話を信じました
としよりになると たくさんのことを知って
子どものころに信じてた夢が
なによりも真実だったことに気づくのです」


そして――

 

f:id:mimosaflower:20180526175217j:plain

(『萩尾望都作品集16 とってもしあわせモトちゃん』より。テキストも同。初出は『週刊少女コミック』1974年1号)


「そう――
――わすれないで――
おおきくなっても

ちいさなころに信じたこと
夢を語った やさしい人たち
むかしのメルヘン
むかしのともだち

かくれんぼの歌を
森の小道を――
――わすれないで――」


上の大ゴマの真中にいる3人がモトちゃん、サンディちゃん、おばあちゃん。
その右の方に視線を移すと…
おわかり頂けるでしょうか。
素描風のエドガーとアランがいます。


このコマには他にも萩尾漫画のキャラクターが描かれています。
エドガーとアランの下が「精霊狩り」シリーズのダーナ
その左の女性と女の子が「オーマイ ケセィラ セラ」のセィラとママ。
更にその上が「3月ウサギが集団で」の松本くんです。
余談ですが、私はこのコマを見るといつも「ホームズの帽子」でオービンさんが「イギリス この歌と伝説の宝庫――」と独白する場面を思い出します。


さて、モトちゃんはおばあちゃんの話を聞いてレミちゃんに会いたくなりますが、自分がどこから来たのかわかりません。
そこでサンディちゃんは新聞の「たずね人」に投書しようと手紙を書きますが、おばあちゃんがその手紙をテレビ番組の新曲募集に出してしまいます。
それがロックグループのザ・モルトの歌としてテレビで流れ、サンディちゃんは番組宛にせっせとリクエストの手紙を送ります。


そして――

 

f:id:mimosaflower:20180526175218j:plain

(同上。初出は『週刊少女コミック』1974年14号)


エドガーとアランがBBCテレビ局員になって登場です!
2人ともそれらしい格好をして、くわえ煙草。
エドガーの四角いサングラスが、やけに似合っているのがおかしいです。


2コマ目で右に座っている女性は萩尾先生の自画像です。
最後のコマでは後ろを向いてタイプを打っているので秘書かタイピストなのでしょう。


この後、ザ・モルトの歌は大ヒットしてレミちゃん達の耳にも届き、モトちゃんは無事にレミちゃんの元に帰れたのでした。
めでたしめでたし。

 


ジョニーウォーカーくんのバラのものがたり」


ジョニーウォーカーくんのバラのものがたり」は『別冊少女コミック増刊ちゃお』1973年11月号に掲載された8ページの短編です。
通常の「モトちゃん」は1ページに6コマですが、この作品は一般的なマンガのコマ割りです。
ここに何とエドガージュニアが登場!

 

f:id:mimosaflower:20180526175222j:plain

2頭身がたまらなく可愛いですねぇ。
でも名乗る場面では

 

f:id:mimosaflower:20180526175220j:plain

「永遠の時を生きるポーの一族のギャグタッチ
エロガー ポーチネロ」


で、

 

f:id:mimosaflower:20180526175221j:plain

エドガーが華麗にゲスト出演! ですが…


ジョニー「バンパネラって こんなもんだと思ってたけど」
エロガー「あっちはシニア(一世) こっちはジュニア(二世)」
モト  「バンパネラってなーに」
レミ  「悪霊っていってね…悪いことの もとみたいなものね いわば」
モト  「じゃ カゼのビールスみたいなの?」
レミ  「まァそんなとこね」
エロガー「あんまりだ!!」


ジュニアってどういうこと?って思いますが、そのあたりはあまり突っ込まないでおきましょう。
空腹なエロガーくんはジョニーくんが大切に育てたバラを持って逃走します(上の絵 ↑)。
でも可愛い女の子に弱かったので…という、最後はちょっと可哀想なお話です。


ところでエロガーくんが初登場するコマはこちら。

 

f:id:mimosaflower:20180526175219j:plain

空腹のあまり、ふらふらと歩いているところです。
宝塚の「ポーの一族」に、変化した直後のエドガーがふらふらしながらコヴェントガーデンをさまよう場面があります。
私はその場面を観ると、どうしてもこのエロガーくんを思い出してしまうんです。
だって、そっくりな黒いマント着てるし。
明日海エドガーファンの皆様、ごめんなさい~!


~~~~~~~~


「とってもしあわせモトちゃん」はこちらで読めます。
記事内でご紹介した絵のうち最初のカラーだけは入っていませんが、他は収録されています。
私はこの頃の萩尾先生の絵が可愛くて大好きで、読むとしあわせな気持ちになります。

 

 

 

記事(26)(33)(34)(35)に画像を追加しました

ポーの一族」イラスト集に画像を追加しました。ぜひご覧くださいませ ♪

 

シックなエドガーの年賀状です。記事の先頭にあります。

(26)「ポーの一族」イラスト集~綴じ込み付録③ - 亜樹の 萩尾望都作品 感想日記

 

エヴァンズの遺書 前編」のモノクロ予告2点の完全バージョンです。

(33)「ポーの一族」イラスト集~予告・表紙・合同扉絵⑤ - 亜樹の 萩尾望都作品 感想日記

 

「はるかな国の花や小鳥」の表紙カットの白背景バージョンです。

(34)「ポーの一族」イラスト集~予告・表紙・合同扉絵⑥ - 亜樹の 萩尾望都作品 感想日記

 

「エディス 後編」の新しいモノクロ予告です。

(35)「ポーの一族」イラスト集~予告・表紙・合同扉絵⑦ - 亜樹の 萩尾望都作品 感想日記

 

 

(41)「ポーの一族」イラスト集~「'76ポーの一族カレンダー」

続いては『別冊少女コミック増刊ちゃお』1976年1月号の付録だった「'76ポーの一族カレンダー」のイラストです。
保存されていた方から貴重な画像をご提供いただきました。
M様、どうもありがとうございました!


このカレンダーをめぐる顛末を書いております。よろしければどうぞ ♪

(8)幻のカレンダー - 亜樹の 萩尾望都作品 感想日記


特に記載のない限り出版元は小学館です。
このイラスト集は旧作のレアなイラストをご紹介してファンの方にポーの世界をより楽しんで頂きたいという思いで作りました。萩尾先生ならびに小学館様より削除のご要請がありました場合は速やかに削除いたします。

 


カレンダー部分のイラスト


絵柄は4種類あります。続けてどうぞ!

f:id:mimosaflower:20180526175207j:plain

f:id:mimosaflower:20180526175208j:plain

f:id:mimosaflower:20180526175205j:plain

f:id:mimosaflower:20180526175206j:plain

もう、どの絵もいつまでも眺めていたいくらい素敵ですね!
エドガーとメリーベルは上品で麗しく、おそらく原画はかなり小さいと思われるのですがレースやドレスが繊細で美しいです。
アランは普通の少年っぽくて可愛いし、ギムナジウムはまさに「ロマンチック映画の子役みたい」!


私はアランの抱えているパンがどうも気になるんですけど、これはやっぱり自分達でハチミツをつけて(エドガーはつけないかもしれないけど)食べるのでしょうか?
でも3本もあるから誰か人間のお客さんのためなのかも。
あ、エディスとピクニックにでも行くのかな。

 


星占い扉絵

f:id:mimosaflower:20180526175209j:plain

描かれているキャラクターは右上から時計回りに下のとおりです。
ポーシリーズ以外のキャラクターもいます。
名前の右の日付は公表されている誕生日で、他のキャラクターはそれぞれのイメージやデザイン上の都合で配置されているのではないかと思います。


1 牡牛座 TAURUS エドガー(5月12日)

2 双子座 GEMINI ルカとアロイス?

3 蟹座 CANCER アラン

4 獅子座 LEO ライオンと男の子

5 乙女座 VIRGO シーラ

6 天秤座 LIBRA 男爵

7 蠍座 SCORPIO ユーシス

8 射手座 SAGITTARIUS メリーベル

9 山羊座 CAPRICORN エーリク(1月1日)

10 水瓶座 AQUARIUS オスカー(2月14日)

11 魚座 PISCES キリアン

12 牡羊座 ARIES マチアス

 

双子座はルカとアロイスか、はっきりとはわかりません。
獅子座の子も誰なのか不明です。
もしかしてと思うのは1976年の『週刊少女コミック増刊フラワーデラックス』に萩尾先生の「ポーの一族」構想メモの写真が載っていて、その中ではマチアスがレオンハルト(レオ)という名前でエーリクに似た男の子になっているので、その子かもしれません。
ただ、双子座も獅子座も特定のキャラクターではないイメージ画の可能性もあります。


この絵は『萩尾望都対談集1970年代編 マンガのあなたSFのわたし』(2012年 河出書房新社)の表紙に使われています。
また、2015年に開催された『銀の船と青い海』出版記念原画展では、この絵を大きくプリントしたTシャツが販売されました。


残念ながら表紙の画像はご用意できなかったのですが、検索すれば見つかると思いますのでどうぞお試しくださいね。


からしつこく言い続けていますが、私はこのカレンダーをぜひ復刻してほしいのですよね。
来年1月発売の「ポーの一族」プレミアム本の付録にしてもらえたら最高なんですけど。
それか来年のカレンダーとしてブルームアベニュー(小学館少女まんが誌公式通販サイト)で販売してもらってもいい。
『flowers』のアンケート葉書にもしっかり書きました。
小学館様、どうぞよろしくお願いいたします!

 

 

(40)「ポーの一族」イラスト集~「1ページ劇場」

久々の「ポーの一族」旧作イラスト集、まずは2つの「1ページ劇場」をご紹介いたします。
「1ページ劇場」については過去にも記事を書いておりますので、よろしければ併せてご覧くださいませ。

(19)「1ページ劇場――ポーの伝説によせて――」 - 亜樹の 萩尾望都作品 感想日記


特に記載のない限り出版元は小学館です。
ほとんどが古い雑誌のコピーの画像ですのでコンディションが良くないものもあります。どうぞご了承ください。
このイラスト集は旧作のレアなイラストをご紹介してファンの方にポーの世界をより楽しんで頂きたいという思いで作りました。萩尾先生ならびに小学館様より削除のご要請がありました場合は速やかに削除いたします。

 


「1971年12月10日のひとりごと」


別冊少女コミック』1972年2月号

f:id:mimosaflower:20180526175202j:plain

裏写りしているのが残念ですが、エドガーとメリーベルが初登場した記念すべきイラストポエムです。
詩と左下の吹き出しの文字は次のとおりです。


「青いぼくたちの世界へおいで
霧とたそがれの ぼくたちの世界へおいで
きみには 永遠の命をあげよう
ただ その白いうなじに
一度だけの キスを許してくれるのなら…

血とバラと
伝説と恐怖の中に住む
われら 吸血鬼の一族に
きみも くわわりたまえ

…さあ …手を…だして…」

 

「筆者は吸血鬼(バンパイア)の兄妹のお話をかきたくて うずうずしてるのです。12. 10」


吹き出しの「吸血鬼」には「バンパネラ」ではなく「バンパイア」とルビが振られていますね。
バンパネラ」は萩尾先生の造語なので、作品発表前のこの時は「バンパイア」の方が通りがいいと思われたのかもしれません。
ちなみに作品中に初めて「バンパネラ」という言葉が登場したのは2作目の「ポーの村」です。


この「1ページ劇場」にはタイトルがありませんが、1976年の『週刊少女コミック』増刊号に再録された時にタイトルが付けられました。
それが下の画像です。


『週刊少女コミック増刊フラワーデラックス』1976年8月刊

f:id:mimosaflower:20180902173343j:plain

右下にあった「萩尾望都」の名前が消され、その下に「――1971年12月10日のひとりごと――」というタイトルが加えられています。
また、絵の上にあった「1ページ劇場」の文字が右側に移動しました。
詩は同じですが最下行の「だして」が「出して」と漢字になり、アキが一部詰められています。


デビュー40周年原画展で展示されたのは、この原画のようです。
下が図録の画像です。


『デビュー40周年記念 萩尾望都原画展』
(2009年 「萩尾望都原画展」実行委員会/トラフィックプロモーション:発行・販売)

f:id:mimosaflower:20180526175203j:plain

萩尾先生の手書きの文字の上に活字が貼り付けられています。
「1ページ劇場」の文字はありません。

 


「ポーの伝説によせて」


別冊少女コミック』1974年12月号

f:id:mimosaflower:20180526175204j:plain

画像が見づらくて大変申し訳ありません。
詩は次のとおりです。


「――ポーの伝説によせて――

――昔むかし オオカミの出る山中に 金毛の兄弟が住んでいました
――明るい五月に少女は 青い目の少年に プロポーズしました
――シャーロック・ホームズふうの 帽子をかぶった紳士は バスのなかで 彼にほほえむ少年を 見ました
――戦争のすこしまえ ロンドンで殺人事件が起こりましたが 死体が見つかりませんでした
――オズワルド・エヴァンズは きみょうな遺書を残しました
――アランは エドガーが出かけたので 雨の日の一週間 ひとりでるす番をしなければ なりませんでした
――古城の城主は 川を流されてきた少年の死体が 生きかえるのを見ました
――幸福な婦人は バラの庭で 恋人の帰りを待っていました
――炎のなかで ひとりの少年が 燃えて消滅しました

萩尾望都


記事(19)にも書きましたが、この詩は第2シリーズの各作品の内容を表しています。
門の向こうに謎の少女が佇んでいるのがおわかり頂けるでしょうか。
この娘は一体誰なんでしょうね?


「ポーの伝説によせて」はまだ一度も再録されたことがないようです。
2つの「1ページ劇場」をぜひ一緒に単行本などに収録して頂きたいものですね。

 

 

(39)「ユニコーン Vol. 3 ホフマンの舟歌(バルカロール)後編」

今回も激しくネタバレしております。ネタバレNGの方は申し訳ありませんが作品をお読みになった後で、ぜひまたいらしてくださいね ♪

 

ユニコーン」も第3回。ベネチアでのサンタルチアコンサートの続きです。
今号も盛り沢山の内容でした。
回を追うごとにどんどん話が広がってきて、感想も「一体何から書いたらいいの!?」という状態に。
そしてどんどん長くなる(汗)


でも、まずは一言言わせてください。
今号はアランの絵がどのコマもきれいで、ものすご~く嬉しいです!
中でも一番好きなのが、こちらの扉絵。エドガーも素敵です♪

f:id:mimosaflower:20180805160325j:plain

小学館『flowers』2018年9月号より)


エドガーは普通にエドガーなんですが、アランが柚香アランに見えてしまうのは私の目のせい?
まあ、それは置いといて。
ピアノに向かうエドガーとピアノに寄りかかるアランが、キーの高さの話をしている。
何気ないポーズや表情がとても自然で穏やかで、何だか久々に2人きりの平和な日常風景を見るような気がして、しみじみ嬉しくなってしまいました。


画面上部の音符と光は前ページから次ページの見開きまで流れるように続いていて、ジュリエッタの心と重なり合っていますよね。
逃げ出したいほど緊張していたジュリエッタがバルカロールの調べに誘われて部屋を覗くと、ネコとオオカミの仮面の少年達が歌っている。
ジュリエッタの目にそれはきっと、ホッとできる光景に映ったことでしょう。
そして思わず歌い出す。
前ページの寄せては返す波が扉絵と繋がって消え、心がどんどん明るくなっていく。
見事だなあと思います。


でもエドガー達はどうしてバルカロールを歌っていたのでしょう?
前号のラストでエドガーが仮面をつけて「ウッフッフ」と笑っていたので、私はジュリエッタの緊張をほぐそうと計画したのかなと思ったのですが、読み返してみたらエドガーはジュリエッタに会っていませんでした。
サルヴァトーレとバルカロールの話をして、ちょうどピアノと楽譜もあるし、時間潰しに歌ってみようとアランを誘ったのかな。


アランがエドガーより高い声を出せるというのは新事実でしたね。
いや、何となくそんなイメージはありましたけど。
エドガーもエルゼリに「あなたはテノールね いい声だわ」と言われていましたが、アランの方がもっと高いんですね。


4ページ目の2人が並んで立っているコマでは、エドガーの方がかなり背が高い…と言うよりアランの方が低くなっていて、あれれ?っていう感じです。
旧作でも「春の夢」でもほぼ同じ背格好だったのに、前号のラストでアランの方が若干低くなってるかなあと思ったら、いきなりこの身長差。
新シリーズのアランはピュア&イノセント路線なので小柄な方がイメージに合うからかな。
でも次にはまた元に戻っているかも。

f:id:mimosaflower:20180806211048j:plain

こんなに身長差が…(同 P. 82より)


さて、この後の物語には3つの山があります。


エドガーがルチオ一族の始祖と対面する
アランが「ダイモン」の本名を知る
サルヴァトーレとエステルの愛が蘇る


ここからは、これらの感想を順番に書いていきたいと思います。


・* 1.エドガーがルチオ一族の始祖と対面する *・


始祖の名はシスター ベルナドット。
男ばかりのルチオ一族の始祖が女性なのも驚きなら、紀元前から生きていて大老ポーと関わりがあったことにも驚きです!


2人はギリシャの出身で、ベルナドットは巫女、大老ポーは神官。
国が滅び、ナポリやローマに逃れて神殿の神職に就くもローマ皇帝キリスト教を国教としたため追われ、ポーは北へ逃れるがルチオはベネチアに留まった――。
そういえば大老ポーは「春の夢」で「オットマーはナポリギリシャ系の別の一族だ」と言い、「メリーベルと銀のばら」では「わたしたちはローマの灯を見 フィレンツェの水を渡り ともに咲けるばらを追った」と言っていましたっけ。


ルチオの起源を知ることはポーの起源を知ることにもなって面白いのですが、まだわからないこともあります。
例えばエドガーとベルナドットはこんな会話を交わしています。


「ルチオは… “眠れない一族” から派生した…?」

「そうだ 我が家系の病の変異が もとらしいからな
…発病した者を選んで仲間に加えている…」


えーと、つまりベルナドットはオットマー家の “眠れない病” の変異によってヴァンピールになった…ということ?
いや、“眠れない病” は男性だけがかかる病気で、ベルナドットは女性だから発病しないはず。
もしや実は男だったとか? 今も見た目、男っぽいし。
いやそっちじゃなくて、ベルナドットの変化と病とを切り離して考えるべき?


そして大老ポーは同じ病だったとは思えませんが、どうして変化したのでしょうか。
まさか神話の領域にまで踏み込んで、“アポロン神の為せる業” なんてことはないですよねえ?
あっ、でも大老のエナジーはローレル(月桂樹)の花の香り。
月桂樹はアポロン神の霊木だそうですが…えっ、まさか!?


2人以外にも変化した巫女や神官がいるのか、それぞれの一族は根本で繋がっているのかなど、謎は今後解明されていくのでしょうか。
それとも謎のままにしておかれるのでしょうか。


ルチオ一族は20~25人で、古代の予言書などの管理をしているそうで。
前号でサルヴァトーレが「リド島のボロい修道院に生息してる」と言っていましたが、そこを根城に皆で古書の整理をしているのでしょうか。
とすると、ベネチアやチェスターにあるホテルのスタッフは普通の人間?
支配人クラスが一族か、一族に通じた人間なんですかね?


更にルチオ一族は15世紀から連絡係を通じてバチカンと取引しているという衝撃の事実!
Vol. 1でファルカが「ダイモン」のことを「バチカンからも人間からも仲間からも嫌われてる」と言っていて、なんでバチカンが出てくるんだろう?と思っていたのですが、ここに繋がったわけですね。


連絡係は60歳で交代し、望めばルチオ一族に加わることができる。
じゃあ望まなかった者はどうなるのか。
加わらない選択をしたペペ神父がずっと泣き続けているので思わず物騒なことを想像してしまいましたが、30年も秘密を守り続けてきたのですから危害を加えられることなく平穏な余生を送れますよね、きっと。


ペペ神父の涙は、不老不死となった元連絡係の旧友・ガロ神父と再会して、懐かしさと同時に畏怖の念に打たれたからかな、と思います。
一族に加わるかどうか多分直前まで逡巡していたのだろうと思うのですが、ガロ神父の変わらない姿を目の当たりにして、この人は本当にもう人間ではなくなってしまったのだと実感し、わが身に置き換えて自分は限りある生を全うしようと決断したのではないでしょうか。


新しい連絡係になるであろうアマティ神父が、今後の物語にどんな影響を及ぼすのかにも注目したいです。

 

ベルナドットがエドガーを呼び出したのは、エドガーが子どもでありながら200年も生きている希少な存在なので一度会ってみたかったからでしょうか。
大老ポーの直系だから、というのも理由かもしれません。
でもルチオ一族に引き取ってもいいと言うのは、私には単なる親切心とは思えません。
エドガーが去った後で「……あの方は…来た?」と聞いていますが、「あの方」とは大老ポー?
エドガーとの会話の中では普通に「大老」と呼んでいたので別の誰かかもしれないですね。
もしかすると、その相手こそが大老やベルナドットを変化させた者、ということはないでしょうか。


それにしてもベルナドットと対峙するエドガーは、いかにもエドガーらしかったですね!
初対面の威圧的な相手にも堂々として、はじめこそ自分を「私」と言って(エドガーが「私」と言うのを初めて聞いた気がします)敬語を使ったけれど、すぐに普通の言葉遣いに戻って言うべきことを言う。
「神父が悪魔の手の内に落ちる…」と言う時の表情なんて実に決まっています。
今号はクールでカッコいいエドガーと素直で可愛いアラン、対照的な個性が際立っていますね。


・* 2.アランが「ダイモン」の本名を知る *・


コンサートの最後に「ダイモン」とジュリエッタが歌うバルカロール。
私もYou  Tubeで聴きましたが、とても甘美な歌でした。


「愛しいあなたを腕にだきしめて
船出の時は来た
月は昇り
願うものは永遠の愛
麗しき愛 愛の夜よ」


歌声が流れる中、ヴァンピールとなった息子・ダンとの別れを惜しむ母、涙を流し続けるペペ神父。
それぞれに歌は特別な意味をもって聴こえたことでしょう。


ダンの母はコンサートのたびに招待されているのでしょうね。
ミックが一緒でしたが、ダンは仮面をつけているからバレません。
ブランカは仮面をつけていない!と一瞬焦りましたが、ダンの母はダンから話を聞いているはずだし、ミックはブランカが死んだと思い込んでいる上に髪が白くなっているので「似てる人だなあ」と思うくらいなんでしょうね。


ミックが「パパに叱られます」と言っているということは、ミックの父のドナルドはまだ発病していない様子。
でも、そろそろ危ない年代ですよね。ルチオ一族、1名増員か。


アランはバルカロールに感動し、「ダイモン」とジュリエッタに「ステキだった…ぼく……こんな美しい歌を聞いたのは…生まれて初めてだよ」と素直な感想を伝えます。
前号でスネて「美しい音楽なんかキライだ」と言っていたのを思い出すと何だか微笑ましいです。
そしてアランが次に贈った賛辞は「ダイモン」の心を動かしました。


「ぼくね この美しい歌は
波も聞いて
海も聞いて
風も聞いてて
世界の遠くまで響いていくと思うよ…」


きっと「ダイモン」は歌が兄に届いたと言ってもらえたようで嬉しかったのではないでしょうか。
そして秘密の名前を教えてあげると言ってアランの額に手を当てる。
エドガーがアランを見つけた時、アランはぼうっとしていて額が角のように光っている――。


タイトルの「ユニコーン」のヒントがVol. 3にしてやっと出てきましたね!
この時アランは「ダイモン」からエナジーを授かったのでしょうか。
エドガーは少し焦っているように見えますが大丈夫なのでしょうか。
ラストのコマでアランの寝顔を見守るエドガーの表情から察すると心配するほどのことはないのかな。


「ダイモン」は名前を言葉にして言ったのか。
言ったとすればアランは朦朧としているけれど、その名を覚えているのか。
言わなかったのなら、そのユニコーンの角のような光こそが名前の象徴なのか。


いずれにしてもアラン再生の鍵になってくるのでしょうね。
一部始終を見ていたジュリエッタもまた、何か関わってくるのでしょうか?


2016年に「ダイモン」はエドガーに、一緒に来れば本名を教えてやると言いました。
それは多分エドガーにもアランと同じことをするという意味ですよね。
…やっぱり色々心配になってきました。


・* 3.サルヴァトーレとエステルの愛が蘇る *・


かつてエステルがコンサートに招かれてバルカロールを歌っていた頃、サルヴァトーレは彼女を心から愛していた。
深く愛するがゆえに彼女の手を取ることができず、ずっと想いを胸の内に秘めてきた。


エステルもサルヴァトーレを愛していたけれど自分からは言い出せず、やがて諦めて他の人と結婚した。
それでもサルヴァトーレを忘れることができなかったから、バルカロールの「ジュリエッタ」の名を娘に付けたのでしょう。
サルヴァトーレと33年ぶりに会い、彼の本当の気持ちを知るとともに全く年をとっていなくても本人だと確信して、狼狽しながらも激しい恋心を思い出す。


「愛しいあなたを腕にだきしめて」
「願うものは永遠の愛」


この歌に嵐のように揺さぶられて、蘇った愛はどこへ向かうのでしょうか。
2人の――というよりもサルヴァトーレの熱情的な行動は、「ダイモン」の思惑通りに事が運んでいるということですよね。
エステルがサルヴァトーレを追いかけて階段を駆け下りていく姿が心に残りましたが、これからどうなるのか、こちらも心配です。


◆◆・*・◆◆・*・◆◆


ラストページは1人ゴンドラに乗る「ダイモン」。
アランのネコの仮面を手にしています。
アランが朦朧として落としたものを持ってきたのでしょうか。


「ダイモン」の謎は依然として謎のままです。
上に書いたファルカのセリフ「バチカンからも人間からも仲間からも嫌われてる」。
これに引っかかるのですが、バチカンとはこれから何かトラブルがありそうですね。
わざわざ「人間」と言っているのは特定の人間を指していると思うのですが、それは誰?


そして「ダイモン」が語りかける兄は「ダイモン」にとってとても大切な存在のようですが、どこでどうしているのでしょう? もう死んでいるのでしょうか?
全くの見当違いかもしれませんが、私は「もしかして?」と思うものが2つあるのです。


1つは「春の夢」でファルカがエドガーに「目」を教える時に「手を放すな 迷子になるぞ 以前行方不明になったヤツもいた」と言っていた、その「行方不明になったヤツ」ではないか?
「ダイモン」はファルカの「親」なので、多分「目」を使えるだろうと思います。
一緒に移動していた時に手を放してしまったのかも。
もしくは大老ポーによって「目」の中に閉じ込められたとか。


もう1つは「ユニコーン」Vol. 1でやはりファルカが、長く眠って目覚めた時は名前を呼ぶ声が聞こえるから自分を忘れず見失わずにすむけれど、「見失ったヤツを知ってる」と言っていました。
その「見失ったヤツ」ではないか?
ユニコーン」では名前がキーワードのようですし。
ルチオ一族も目覚めた時に名前を呼んで落ち着かせるために母親や妻が付き添っているんですものね。


まあ、あくまで可能性の話ですので、違ったら笑ってください。

 

◆◆・*・◆◆・*・◆◆


さてさて、こんなに話が広がって謎だらけなのに春までお休みなんて長いですね。
でも続きをあれこれ想像しながら気長に待つことにしましょう。
次の舞台はいつどこになるのでしょうか。
いったん2016年に戻るのか、コンサートの後日談が描かれるのか、全然違う年代と場所に飛ぶのか。


記事(11)に最近追記したことですが、私は『flowers』2017年3月号の年表で「すきとおった銀の髪」の年代が従来と変わって、わざわざ「著者に確認」と注まで付いているのが気になっています。
もしかしたら1800年前後の話が描かれる?
ユニコーン」ではなく別のエピソードかもしれませんけど。


今月号には来年の萩尾先生デビュー50周年企画のお知らせも載っていましたね。
50周年には絶対に大々的な記念企画があるはず!と秘かに期待していたのですが、その第1弾です。
ポーの一族」のプレミアム本も「11人いる!」のムック本も魅力ですね ♪
私が前から騒いでいる画集やフレーズ集も出してもらいたいし、大規模な原画展をぜひ開催してほしい~!
と思ったら、今月号のアンケート葉書に企画の希望を書けるようになっていますね。
皆様、書いて出しましょう ♪

 

◆◆・*・◆◆・*・◆◆


「すきとおった銀の髪」の年代にご興味のある方はこちらもどうぞ。

(11)この作品は、いつ頃のお話?~①「すきとおった銀の髪」 - 亜樹の 萩尾望都作品 感想日記

 

 

記事(11)に追記しました

「(11)この作品は、いつ頃のお話?~①『すきとおった銀の髪』」に年代についての情報を追記しました。
マニアックすぎる話にご興味のある方はどうぞ。

(11)この作品は、いつ頃のお話?~①「すきとおった銀の髪」 - 亜樹の 萩尾望都作品 感想日記