亜樹の 萩尾望都作品 感想日記

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1969-73年作品

(63)「11月のギムナジウム」~もうひとつの「トーマの心臓」

今月は少々出遅れてしまいました。もし何度か来てくださった方がいらっしゃいましたら申し訳ありません。 さて、1969-73年作品シリーズ、今回は最近「トーマの心臓」関連の記事が続いたこともあり「11月のギムナジウム」の感想を書いてみたいと思います。 …

(62)オスカーの系譜を辿ってみました

「トーマの心臓」のオスカーと言えば、ハンサムでカッコよくて頭もよくて機転がきいて統率力があって、しかも優しくて頼りになって…(以下エンドレス)とにかく魅力的なお方ですね。 (『萩尾望都パーフェクトセレクション2 トーマの心臓Ⅱ』2007年 小学館よ…

(59)「モードリン」「花嫁をひろった男」~映画みたいなサスペンス

1969-73年作品、今回はサスペンス2編です。まずは私が特に好きなこちらから! ■■■■■■■■■■■■ 「モードリン」 ■■■■■■■■■■■■ (『萩尾望都作品集2 塔のある家』1995年 小学館より。以下同) こちらは『週刊少女コミック』1971年29号に掲載された40ページの作品…

(58)「ベルとマイクのお話」「ママレードちゃん」~不器用な初恋物語

萩尾先生がデビューされた1969年から73年までの作品を感想を交えつつご紹介するシリーズ、久々に再開です。はじめは自分が特に好きな作品をピックアップして書くつもりだったのですが、好きな作品が多過ぎて結局全部ご紹介することにしました。たびたび中断…

(47)「3月ウサギが集団で」~この騒々しくも愛すべきヤツら/「ごめんあそばせ!」「ジェニファの恋のお相手は」

1969-73年作品、今回はとにかく楽しい!学園コメディ「3月ウサギが集団で」。『週刊少女コミック』1972年16号に掲載された40ページの作品です。 (『萩尾望都作品集5 3月ウサギが集団で』1995年 小学館より。下も同) まずタイトルの「3月ウサギ」って何?…

(46)「秋の旅」~豊潤に薫る読後感/「雪の子」

2019年が明けました。今年は萩尾先生のデビュー50周年という記念すべき年ですね! ~~~>>>***<<<~~~ 萩尾先生、50周年おめでとうございます!沢山の素晴らしい作品を生み出してくださってありがとうございます。同じ時代に生きて新作を読むことがで…

(45)「塔のある家」~妖精を信じていた頃/「千本めのピン」

萩尾先生のデビュー直後の1969年から73年までの作品の中から私が特に好きな作品の感想を書くシリーズ(?)、1作目は「塔のある家」。『週刊少女コミック』71年12号に掲載された31ページのファンタジックなおとぎ話です。 (『萩尾望都作品集2 塔のある家』1…

(44)初期作品の魅力

今回のテーマは「初期作品の魅力」。だけど1969年のデビュー以来コンスタントに作品を発表され続け、来年には画業50周年を迎えようとしておられる萩尾先生の作品群のどこまでを初期と呼ぶのか?という話ですよね。70年代の作品をひとまとめに初期と括っても…